たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
「紀伊國屋じんぶん大賞2023 読者と選ぶ人文書ベスト30」が決定いたしました!
「読者の皆さまと共に優れた人文書を紹介し、魅力ある『書店空間』を作っていきたい」――との思いから立ち上げた「紀伊國屋じんぶん大賞」は、今年で13回目を迎えました。
おかげさまで、本年もたくさんのご応募と推薦コメントをお寄せいただきました。一般読者の方々からいただいたアンケートを元に、出版社、紀伊國屋書店社員による推薦を加味して事務局にて集計し、ベスト30を選定いたしました。
※2021年11月以降に刊行された人文書を対象とし、2022年11月1日~11月30日の期間に読者の皆さまからアンケートを募りました。※当企画における「人文書」とは、「哲学・思想、心理、宗教、歴史、社会、教育学、批評・評論」のジャンルに該当する書籍(文庫・新書も可)としております。
2023年2月1日(水)より全国の紀伊國屋書店で受賞作を集めたブックフェア・推薦コメントを掲載した小冊子の無料配布を予定しております。※フェアの展開規模は店舗によって異なります。詳細が決定しましたら随時このページや公式Twitterにてお知らせいたします。
出版社内容情報
諸子百家と人新世を結ぶ、まったく新たな技術哲学の誕生!
なぜ「技術」は西洋の伝統のうえでのみ定義され、論じられてきたのか? ハイデガーの「技術への問い」を乗り越え、破局へと暴走するテクノロジーに対抗するために、香港の若き俊英は文化的多様性に開かれた「宇宙技芸」の再発明に挑む。京都学派から100年。「近代の超克」を反省し、東洋思想を再び世界へと開くために必要な、「道」と「器」の再縫合はどうなされるべきなのか。諸子百家と人新世を結ぶ、まったく新たな技術哲学の誕生!