Articles/Debate published in Foundations of Science

The Springer journal Foundations of Science, recently published Yuk Hui’s article “For a Cosmological Event” an essay he presented in a conference with Don Ihde and Bernard Stiegler in 2018. The essay is followed with two commentaries from the French philosopher Frédéric Neyrat (Cosmos and Technology (Dasein’s Planetary Condition)) and the Argentinean philosopher Andrés Vaccari’s (Cosmotechnical Thought Between Substantivism and the Empirical Turn), and a final response from Yuk Hui “This Strange Being called the Cosmos”.

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Report of EAA “World Philosophy” Workshop (Lecture by Yuk Hui) (JP)

2023年4月19日(水)、EAA「世界哲学」ワークショップはEAAセミナー室とオンラインで開催された。現在EAA訪問フェロー・東京カレッジ招聘教員として日本に滞在しているユク・ホイ氏(香港城市大学)が「Philosophy and Post-Europe」と題する英語講演を行い、石井剛氏(EAA院長)と張政遠氏(東京大学)がコメンテーターを務めた。 ホイ氏の講演はフッサール、ハイデガー、デリダ、ベルナール・スティグレール、およびヤン・パトチカなどの議論を踏まえながら、ポスト・ヨーロッパ哲学の可能性と条件に焦点をあてたものである。むろん、ポスト・ヨーロッパ哲学を考える前に、まずはいわゆる「ヨーロッパ哲学」とは何かを明確にする必要がある。この点について、ホイ氏はフッサールを例に挙げて説明した。フッサールにとって、ヨーロッパ哲学は存在・本質を理論的に把握するための哲学であり、ヨーロッパ精神のイメージは目的論的な世界観に基づく理性への追求と深く関連しているのである。こうしたフッサールの見方に対して、デリダとスティグレールはさらにロゴスとテクネーとの特殊な関係に注目し、ヨーロッパ哲学に内在するロゴス中心主義ないしテクノ-ロゴス中心主義を指摘した。そして、ヨーロッパ的なロゴスにとってテクノロジーはもともと偶発的なものであったというスティグレールの見解にしたがえば、テクノ-ロゴス中心主義としてのヨーロッパ哲学もその本質において偶発的なものであるはずだという。 more